保育システム紹介

「ヒヤリハット管理」機能について

2018.11.16 保育システム紹介 , , ,

保育園ICT化が進む中、保育システムの中の機能について知っておくことで、園に導入したり、更新時に比較したりする指針になります。

今回はそんな保育システムの「ヒヤリハット管理」機能についてどのようなメリットがあるのか従来と比較していきます。

■従来の「ヒヤリハット管理」
園でお子さんが事故にあったり、怪我をしたり、発熱や腹痛、嘔吐をしたりした時に担任がすべて連絡帳に書くか、覚えるかして保護者に伝えますが、ヒヤリハットに関してもこのような感じで「ヒヤリとした」と保護者に伝える程度だった従来のヒヤリハット管理方法。引き継ぎや共有で見落とされることもありましたし、手書きのリスト化をすると一手間増えて保育士の業務負担になっていました。保護者に安心を与え、今後に活かすためにも共有は重要事項でしたが、なかなか難しい状況です。
「ヒヤリハット」を集め、分析して保育での事故を未然に防ぐ重要性が叫ばれた「ヒヤリハット運動」。しかし、上記のためなかなか「ヒヤリハット」が集まらず、どのように活用したらよいのかもわからない状態でした。

■「ヒヤリハット管理」機能とメリット
ヒヤリハットを集め、管理・分析し、共有することで未然に起こりうる事故を防止するための「ヒヤリハット管理」機能。
登録されたヒヤリハットは全員に共有され、発生場所や活動内容などに分類して集計し、分析や検討に役立てることで、子どもたちの安全と保護者の安心につながります。
想定外の遊び方をする子どもたちに対して、その行動が継続的か、対策をとった方がよいのかの話し合いもスムーズに進み、スタッフ同士のコミュニケーションを取れる機会も増え、今までベテランスタッフがスルーしてきた事柄を新人スタッフが気にとめることによって多角的に受け止め、より安全な保育を実践できるようになるでしょう。

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