保育システム紹介

「登園・降園の管理」機能について

2021.6.4 保育システム紹介 , , , , ,

保育園ICT化が進む中、保育システムの中の機能について知っておくことで、園に導入したり、更新時に比較したりする指針になります。
今回はそんな保育システムの「登園・降園の管理」機能についてどのようなものがあるのか比較していきましょう。

■登園・降園の管理機能のメリット
押印忘れや連絡漏れ、一定時間に登園・降園が集中することによる時間のロスなどのデメリットがありました。
登園・降園は保護者と園児の様子伝え合い、直接コミュニケーションをとることができる貴重な時間です。
登園・降園の管理機能を導入することにより、細かな操作を必要とせず、短時間で正確に記録・処理ができることがメリットとなります。
保育スタッフの作業を待つ必要がなくなり、その分園児の家庭での様子を伝えたり、子育てについてのアドバイスをもらいやすくなるためメリットを感じる保護者も多いでしょう。

■登園・降園の管理機能の様式比較
ICカードリーダー式
一番普及している方法で、ICカードをかざして園児の登園・降園を管理。
ICカードは定期などの交通系ICカード、セキュリティーカードなどが使用できるので利便性が高いです。
最初にICカードを登録すればあとは毎回ICカードをかざすだけで利用できるようになります。

ICタグ式
あらかじめ登録されたICタグをカードリーダーにかざします。
カード式と違う箇所は、園の鞄などに取り付けしやすく紛失しにくいこと。ご自身のセキュリティーカードや交通系ICカードでは不安という方に向いているといえるでしょう。
登園・降園管理のために改めて交通系ICカードを作らなければならないという保護者が多い場合にもこちらがおススメです。

バーコード式
あらかじめ登録されたバーコードの記載されたカードやキーをバーコードリーダーにスキャンします。
自宅に忘れたり、紛失したりする危険性はありますが、ご自身のセキュリティーカードや交通系ICカードでは不安という方に向いています。
ICタグ式のように園の鞄に取り付けておくと忘れたり紛失したりすることも少なくなるでしょう。

タッチパネル式
保育システムの端末にタッチして任意のパスワードなどを入力する方法です。
カードキーなどを管理する必要がないため身軽で紛失の恐れがないので安心して使用できます。
ICカードやICタグを忘れてしまった、認識しなくなったというトラブルも起きません。

いかがでしたか。
保護者の協力が必要となるため、保護者会などで登園・降園管理機能の導入についてアンケートをとって決めるのも良いでしょう。

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