保育お役立ち情報

ベビーテックを保育・子育てに取り入れるメリット

2021.9.10 保育お役立ち情報 , , , , ,

「ベビーテック(BabyTech)」とは、Baby(赤ちゃん)とTech(テクノロジー)を組み合わせた造語です。
育児と保育に携わるすべての人を支えるITサービス・ICTシステムの総称になります。
こちらでは保育現場や子育て家庭にベビーテックを取り入れるメリットについてご紹介しましょう。

ベビーテックとは
核家族や夫婦共働き世代の増加により、個々の負担が増えた育児・保育の負担を減らすために取り入れられているのがベビーテックです。
赤ちゃんの健康管理や安全対策をより手軽で効率的に行うための取り組みになります。
具体的にはICTシステムやIoTデバイス、Webサービスなどです。
妊娠・出産・産後の時期、新生児から小学校入学前の未就学児機をターゲットに子育て・保育をするすべての人のサポートをします。

家庭では乳幼児を相手にしていると親はトイレに行く自由すらありません。
健康状態の記録や睡眠状態のケア、対策、室内の安全や遊び、知育など保育の現場でも同様に対応することは無数にあります。
子どもたちを預かる保育士の業務効率化も大きな課題です。
そういった環境の保護者や保育士を手助けし、ICTシステムなどを活用しながら子どもや家庭と向き合いたいというニーズにベビーテックが応えています。

ベビーテックを取り入れるメリット
ベビーテックを育児や保育に取り入れるとどういったメリットが期待できるのでしょうか。

赤ちゃんに降りかかるリスクや変化を察知
ICTシステムやIoTデバイスなどのベビーテックを使えば、赤ちゃんの危険行動や体調変化をすばやく察知できます。
IoTデバイスで脱水症状をセンサーで検知したり、呼吸や心拍数をモニタリングしたり。
睡眠中の危険行動を監視するICTシステムやシートベルトの着脱時に警告するチャイルドシートも保護者や保育者のニーズに応えてくれるでしょう。

子育て支援者による育児・保育のアシスト
親族に子どもを預けたり、ベビーシッターなどを雇ったりして子育ての負担を軽くしようとする保護者もいます。
そんなときに役立つのがベビーテック。
保護者以外でも子育ての質が低下せず、保護者の代わりに育児や保育をする方の負担も大きく軽減するでしょう。
保護者が赤ちゃんの健康管理を行うICTシステムを活用すれば、離れた場所からも預けた子どもの体調が伝わるので安心です。

保育施設の負担軽減・保育の質向上
深刻な保育士不足はどこの保育施設も保育の質向上の阻害になっています。
業務負担や人間関係が離職の原因となっていますが、ICTシステムなどのベビーテックを活用すれば、業務負担が軽減し人間関係も円滑になることが期待できます。
そこから離職率の低下が考えられ、保育の質向上につながれば、保護者にとっても安心して子どもを預けられる保育施設になるでしょう。

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