保育お役立ち情報

保育士同士の人間関係を円滑にするために

2018.2.13 保育お役立ち情報 , ,

保育士同士の人間関係は難しいといわれています。その理由は、保育園が女性比率の高い職場であるためといわれています。特に女性同士の場合、人間関係がこじれてしまうとなかなか回復するのが難しいといわれています。

保育士が抱える人間関係の悩み
どんな職場でも感情の起伏の激しい方は必ずいるもの。仕事でミスをしてまったり、プライベートで問題があったりした際、職場の人間関係にも影響してしまうこともあります。関わりたくないと思っていてもなかなかそういうわけにもいきません。
しかも、上司がこういうタイプだった場合、さまざまな部分で仕事に支障がでることも…。

意見の食い違いによる人間関係の悪化
保育士は自分なりの保育の理想像を持っていますが、現場に出ると自分の理想通りにいかないことも。年長者の保育士の中には、ひと昔前の方法に固執したり自分の保育方法を押し付けたりすることも。全員が同じ理想の中で働いていれば、トラブルは避けられますが、数多くいる保育士全員が同じ思いで保育にあたるのはなかなか難しいことが多いようです。

人間関係における3つの対処法

人間関係の悩みを経験した保育士は、さまざまな方法で解決しています。
実際に悩みを抱えている方は、以下の対処法を実践してみてください。

積極的に話を聞く
人間関係の悩みには、うまくコミュニケーションが取れないがために起こってしまうケースもあります。
原因がコミュニケーション不足であれば、自分から積極的に話を聞く姿勢をとってみましょう。うまくいっていなかった関係が良くなる可能性があります。

別の保育士に相談をしてみる
当事者同士では考え方が一方通行になってしまいがちになるため、第三者からの意見を仰ぐことも有効です。
第三者に相談する際は、相手が全て悪いように話すのではなく、起こった事実をありのまま伝えることがポイントです。
相手が悪い前提で話してしまうと、あなた自身の株を下げてしまい、新たな悩みが生まれてしまう可能性があります。その点には十分注意しましょう。

プラス思考をキープする
何かに悩んでいる際は、マイナス思考になりがちです。マイナス思考では何もかもうまくいかないように感じるため、仕事以外のことにも支障をきたしてしまいます。
ある程度のことは割り切る気持ちを持って、起こったことを良い方向に考える癖をつけましょう。自分が悪いと感じる場合は素直に謝り、相手が悪かった場合は寛容な心で許す余裕を持ちましょう。そうすることで、悩みが少なくなったケースもあります。

保育士の業界だけでなく、どのような職場にも人間関係の悩みは存在しています。考え方や態度を改めてみることで状況を変えることも可能です。
一番大切なものは、保育園に通っている子どもたち。毎日笑顔で迎え、見送ることを第一に考え、人間関係の悩みは早期に解消できるようにしましょう。

保育園のITC化はもちろん、保育園を円滑に運営するうえでぜひ参考にしていただければと思います。

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