保育お役立ち情報

先輩保育士とうまく付き合うポイント

2019.8.9 保育お役立ち情報 , , , ,

学生から社会人に、専業主婦から会社員に、今までとは異なる環境で生活が始まった方がちょっと落ち着いて考え出す夏。
保育園にはたくさんの職員がいます。
もうすでに1度見切りをつけて新しい環境に身を置いている方もいらっしゃるかもしれません。
友達や学生時代とは違う社会人の先輩。忘れてはいけない保育園で長く働くための先輩保育士とうまく付き合うポイントをご紹介します。

■挨拶・マナーを守る
忘れていけないのは働きに着ているということ。
挨拶やマナーは必ず守らなければいけません。
そして、先輩から言われたことはきちんと行い、わからなければ質問しましょう。
保護者や園児から得た情報はきちんと伝達し、提出物などの定められた期限は守ります。
そういった最低限の挨拶やマナーを守ること、そして「ホウ・レン・ソウ」は絶対です。

■ホンレンソウの重要性を知る
「ホウ・レン・ソウ」とは報告・連絡・相談のこと。
できていると思っている方もおおいでしょうか。意味をきちんと理解して先輩が求めていることを伝えましょう。
報告
進捗状況などをまとめて伝えること。
仕事の進捗状況だけでなく、自分自身が置かれている状況も報告になります。

連絡
子どもたちに関する周知事項など、事実を伝えることです。
お休みの場合、感染症などのことも伝えるなど、周囲にとって大切なことも含まれます。

相談
保護者や子ども同士のトラブルなど、起きたことに対してどのように立ち居振る舞えばいいのか、先輩保育士にアドバイスをもらうことです。

人間関係に影響してくる可能性が高い「ホウレンソウ」。特に新人保育士には重要視してほしいことです。
大切なことを伝えていないと、「この人には何も任せられない」というレッテルを貼られてしまいます。
 

■仕事を与えられるのはチャンス
先輩保育士は新人さんに任せられないような重要な仕事をたくさん抱えていることが多いです。
新人保育士でもできることを先輩保育士は仕事として振ることも多いでしょう。
そんなときに「なんで私ばっかり」と雑用を振られたとマイナスに思い込んでいませんか?
しかし、よく考えてみましょう。
重要な仕事をたくさん抱えている先輩から仕事を与えられたということは、あなたになら任せてもいい、あなたならできると判断されたからです。
先輩から振られた仕事が簡単なものでも時間がかかるものでも必ず報告をするようにしましょう。
信頼のおける新人保育士として扱われるようになります。
前向きな新人さんは先輩も手をさし伸べやすいのです。

■先輩の教えを活かす
先輩保育士は新人保育士さんを独り立ちさせるためのサポートをしていきます。
なので仕事で悩んでいることがあれば相談を持ちかけてみましょう。
先輩保育士は現状と悩みを理解したいと思っているので大歓迎です。
そしてなんとかしてあげたいと思ってくれます。これまでの経験と知識からヒントをくれるでしょう。
そうして先輩の教えを活かしつつ、あなたがステップアップするために先輩を利用するのです。
先輩の得意分野を見つけて、その部分で相談するとさらに良いでしょう。

■長くお付き合いするための会話のポイント
先輩の知識や経験からヒントを得ることをお伝えしましたが、そこには長く先輩保育士とお付き合いしていくためのかいわのポイントがあります。
●考えなしに相談しない
自分の考えをきちんともって先輩に相談しましょう。
「あなたはどう思う?」と返された時にまったく答えられないのでは、印象がマイナスになってしまいます。
●きちんと礼をのべる
先輩は時間を割いてあなたの相談に乗ってくれています。
「お時間割いていただいてありがとうございました」この一言が大切です。
●プライベートを話しすぎない
先輩保育士でプライベートを詮索する方もいます。
それは話しすぎない程度に答えましょう。しかし、自分から聞かれてもいないのにプライベートの話をするのは時期尚早。
やる気がないと思われても仕方ありません。
●その後の報告をする
せっかく相談に乗ってもらったので実践しましょう。
先輩のおかげで事態が好転したなどきちんと伝えれば、先輩も安心するでしょう。
「かわいい後輩だ」と感じてもらえることが大切です。

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