保育園ICT関連ニュース

92.6%の保育園で「ICT」を導入

2022.2.5 保育園ICT関連ニュース

おすすめの保育園ICT化の比較をする保育システム ランキングでは、ICT化に関するニュースをご紹介しています。
保育園の理事長、園長及びICT関連に関わる94名を対象に「保育園におけるICT活用」に関する実態調査が行われました。

 92.6%の保育園で「ICT」を導入

数年後に保育利用者数ピークがくると見られています。
その前に各施設では保護者だけでなく保育士からも「選ばれる園」として差別化が急がれているのです。
その差別化を図る大きな起因となるのがICTシステムといえます。
自園を可視化しより効率の良い業務と高い保育の質、オリジナリティーのアピールに繋げられるかが大切です。
92.6%の保育施設でICTシステムを導入しており、またその収集したデータを分析やデータに基づいた振り返りに取り組んでいる園が約7割ほどとなっています。

あなたが運営・勤める保育園では、どのようなICTを導入していますか
まず勤務・運営している保育施設でのICTシステムの導入状況を確認した上で、ICTシステムを導入していると応えた方にどのようなICTシステムを導入しているかの質問が設けられました。
・登降園管理:58.5%
・職員のシフト作成機能:55.3%
・園児台帳の作成・管理:52.1%
・保育日誌・指導案作成機能:45.7%
・保護者との連絡:42.6%
・保育料計算機能:41.5%
・プログラミング教材:20.2%
・導入していない:7.4%
・翻訳機:5.3%
・その他:2.1%
「登降園管理」や「職員のシフト作成機能」、「園児台帳の作成・管理」の機能がいかに多くの園で導入され、重宝されているかこのアンケート結果からわかります。

収集したデータの分析やデータに基づいた振り返りができていると思いますか
続いてICTシステムによって収拾されたデータの利用について質問がありました。
・非常にできている:18.5%
・ややできている:54.0%
・あまりできていない:24.1%
・全くできていない:3.4%
収集したデータで行っている内容は、「データに基づくミーティング」、「面接や職員との面談で検証」など。
ICTシステムで収集したデータを保育園の運営改善や保育の質向上に十分活用できていると73.6%の方が回答しています。
データの活用方法としては、「保育士の職場環境の改善」や「子ども一人ひとりに合った保育環境作り」、「園児と保育士のコミュニケーション」に「子どもの健康把握」といったものが挙がりました。

保育のICT化が加速
多くの保育現場でICTシステムは、保育士の業務負担を軽減、離職防止や人材確保を主な目的として導入されています。
業務効率化による人材の確保だけでなく、保育士感のコミュニケーションの強化や保育の質向上につなげることもICTシステムを導入する大きな目的となっています。
今回の調査結果から多くの保育施設でICTシステムの活用に前向きであることが判明したため、今後もますます保育業界のICT化が加速することでしょう。

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