保育お役立ち情報

【手洗い】コロナウイルスやっつけるぞ作戦!【習慣】

2020.3.24 保育お役立ち情報 , , , ,

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、小さな子どもにも分かる言葉で新型コロナウイルスの説明をしているスライド資料が話題となっています。
なかなか収束しないコロナウイルスですが、これを逆手に取って、子どもたちに手洗いうがいの習慣を付けるのはいかがでしょうか。

コロナウイルスってなんだろう?

ホームページに公開され、Twitter上で拡散されている藤田医科大学(愛知県)の感染症科が作成したスライド資料『コロナウイルスってなんだろう?』。
「コロナウイルス」とはなんなのかを子どもたちでもわかる言葉でスライド説明されています。
コロナウイルスがどんなもので、感染するとどうなるか、そしてその危険性と対応が漢字にはふりがなが入り、さらに子どもたちに伝わりやすいようピクトグラムが。
子どもにわかりやすい「コロナウイルス」の資料が世界的に少なかったことから、全国から「使わせて欲しい」と反響があり、海外からも問い合わせがあったとのこと。
園の保育士さんはもちろん、保護者の方も子どもたちに改めて聞かれると正しい知識を伝えるのは難しいものです。
ICT化が進んでいる園であればタブレットで直ぐに確認できますから、子どもたちでもわかりやすい資料が手元にあるのは心強いものです。
うがい手洗いを怠りがちで自宅待機とはいえ、外に出ずにはいられない子どもたち。
そんな子どもたちがきちんとウイルス感染に関する知識を得られること、手洗いやうがいをどうしても怠りがちな子どもたち習慣づけるチャンスではないでしょうか。

コロナウイルスやっつけるぞ作戦!

スライド資料の「コロナウイルスやっつけるぞ作戦」のページでは、重要なポイントとして3つ挙げられています。
●せきエチケット
●せっけんによる手洗い
●風邪を引いたら自宅で休む
「コロナウイルスやっつけるぞ」という子どもたちの興味をひくフレーズで自然と手洗いやせきエチケットを考える機会になります。
なかなか外から帰って手を洗わない、マスクをつけてもすぐにはずしてします小さな子どもたち。
子どもたち自体に感染しても発症することは稀。
しかし、その子どもたちが感染源として持病のある方や年配の方にウイルスを広げてしまう可能性もあるのです。
子どもたちは大丈夫でも自分達のせいで命を落としてしまう人もいるという、その危険性を伝えた後で伝える「コロナウイルスやっつけるぞ作戦」の効果は抜群ではないでしょうか。

コロナ疲れを起こしている親子にもおすすめ

このスライド資料は監修が小学生となっています。
実はこのスライド資料を作成した櫻井医師のお子さんおふたり。
保護者にもお子さんと一緒にSNSやHPを見ていただき、親子でコロナウイルスに立ち向かう気持ちを高めてもらいましょう。
また、英語版も用意されているので、インターナショナルプリスクールのお子さんにもおすすめです。

藤田医科大学 医学部 微生物学講座・感染症科:http://www.fujita-hu.ac.jp/~microb/