保育お役立ち情報

施設長の意識で変わるスムーズなICT化

2021.7.23 保育お役立ち情報 , , , , , ,

保育システムを導入し、ICT化をすすめることを政府が推奨していることもわかっているし、慢性的な保育士不足が解消されるのであれば積極的に導入していきたいという気持ちもあるけれど、自分自身がパソコンなどを苦手としており一歩が踏み出せないという保育施設を運営する方や施設長の方もいらっしゃるでしょう。
ご自身が苦手ということがわかった上でちょっとした考え方を変えると意外とスムーズにいくのです。

若い職員と一緒にやってみる
保育ICTシステムは本格導入前にお試し期間を設けてあるシステムがあります。
パソコン操作が苦手という方に向けて簡単な操作方法のシステムが多いですが、最初から一人で取り組むのは難しいでしょう。
ICT化を進めている施設長の方は、その導入のメリットについて理解があるでしょうから、保育システムを使って実現したいことがあるはず。
その気持ちを若い保育スタッフに声掛けすることで、一緒に操作する機会が増えればできることや気付きもでてきます。

いずれ本格的にICTシステムを導入するのであれば、保育スタッフだけでなく栄養士や調理師など他の職員も使うことになります。
保育施設のトップである施設長が積極的にシステムを利用することで他の職員が興味をもったり使うきっかけになったりする良い機会になるでしょう。
ICTシステムによっては電話やメールによるサポートがしっかりしているところがあるので、興味があっても自分にできるか心配という方は利用してみてください。

 機能を試してみる
保育ICTシステムをお試しで導入してみた、転職した園で導入が進んでいるという施設長・先生の中にはご自身で作ったお知らせの文章やお便りをパソコンに慣れている他の職員に一斉送信してもらうというやり方をしている方もいらっしゃるでしょう。
苦手意識が先行してつい他の職員の手を煩わせてしまっている方も、試しにやってみると意外と簡単にできるかもしれません。
一度試しに教えてもらいながらでもやってみることで、次からは自分で全てできるようになれば他の職員の業務負担軽減に繋がります。

送信された文章やアンケートが保護者にどう見えているのかが気になる方は、ご自身のスマホに保護者用のページを登録して見え方を確認すればいいのです。
出欠確認やアンケートは紙媒体の頃はなかなか集まらず集計に時間がかかったこともICTシステムを導入すればすぐに回答が得られます。
ご自身で試してみてやってみたら簡単だったと成功体験ができれば、どんどん使いたくなるでしょう。
ICTシステムは毎日使うものだからこそ施設長のその姿勢が園全体に浸透していくのです。

手書きに慣れておりパソコンでの入力に時間がかかってしまう職員もいるでしょう。
そんなときはタブレット端末がオススメです。職員全員が慣れてくると次は端末が足りないという嬉しい悲鳴にかわるでしょう。

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