保育お役立ち情報

保育園の防災対策にICTシステム導入を〜災害時の連絡体制〜

2021.8.27 保育お役立ち情報 , , , , , ,

ICTシステムを導入している保育施設であることとともに保育士や保護者から選ばれる園の特徴として、防犯・防災・事故対策が徹底していることが挙げられています。
特に災害が多い日本では保育施設に勤めるメンバーと子どもたちの顔ぶれなどさまざまな要因を加味した連絡体制が必要になるでしょう。
保護者が安心して預けられる保育施設であるために連絡・共有がしやすいICTシステムの導入をオススメします。

連絡体制を整える
災害時に防災マニュアルが必須であることはお伝えしました。
有事の際は関係各所に速やかにもれなく無駄なく連絡をしなければいけません。
そのためにも職員や地域の関係機関、そして保護者と速やかに連絡を取れる体制を整えておくことが大切です。
ICTシステムを導入しておけば、都度最新の職員名簿に基づく連絡表が作成できますし、同様に関係各所や保護者への連絡もスムーズでしょう。
医療機関や自治体の災害対策本部、避難所などへの連絡方法は電話番号だけでなく、電話がつながらない場合の連絡方法を確認して災害マニュアルに盛り込んでおきます。

 保護者への連絡
災害発生時、保育園に子どもを預けている保護者が一番知りたいことは「わが子の安否」。
実際にわが子の姿をその目で確認するまでは不安が消えることはありません。
そうした不安を少しでも和らげるためにもICTシステムによる引き渡しまでの防災マニュアルと迅速な連絡は重要なのです。

また、スマホのネットが繋がりにくい場合や電話が繋がりにくい場合にも備えておくことが大切になります。
「災害伝言ダイヤル」や「災害用伝言板」、園舎や地域に設置された掲示板など複数の連絡手段を決めておくこともおススメです。
迅速に連絡できるよう、緊急事態を想定した定型文を備えておいたり、保護者からの安否情報を発信してもらうなどのルールもICTシステムの保護者のページに入れておくとさらに安心でしょう。

 保護者への引き渡し
災害時は避難場所と引き渡し方法を事前に決めておき、保護者と共有しておくことが必要になります。
複数の避難場所を決めている場合、地域の安全が確認できない場合に迅速に連絡できるのはやはりICTシステムです。
保護者と子どもが一緒に避難しなければならない状況や親族・保護者以外の人が引き取りに訪れる可能性もあるため、ICTシステムシステムであれば状況確認や情報共有がすぐにできます。
保護者への迅速で的確な連絡と情報の共有、子どもの引き渡しは災害発生時では大きな関心ごとです。
このときの対応でどれだけ保護者の不安感をぬぐいさる万全の対策をとっていたかで保護者の保育施設に対する信頼感は大きく変わるでしょう。

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