保育お役立ち情報

家庭的保育事業も保育ICTシステムで負担軽減

2021.10.15 保育お役立ち情報 , , , , ,

待機児童ゼロを掲げて政府や自治体が保育の受け皿を増やしていますが、依然として待機児童ゼロということにはならない状況が続いています。
もちろん新しい園の開園が進み全体の数は減っていますが難しい状況です。
特に0歳から2歳児の待機児童が多く、「保育ママ」と呼ばれる自宅で保育を行う保育士も重宝されています。
こちらではこれから家庭的保育事業を開業しようとされている方に負担軽減のためのICTシステムについてご紹介しましょう。

待機児童の状況
東京都を例にすると都内の待機児童は令和3年4月時点で969人となっています。
昨年と比べると1374人マイナスと大幅に減っていることがわかります。
生まれてくる子どもの数が少ないということ以上に保育の受け皿が整ったために減少したと言えるでしょう。

家庭的保育事業とは
少ない人数で自分の住み慣れた地域の子どもを保育したい、と考える方にぴったりの家庭的保育事業。
一定の条件をみたすことができれば、ご自宅やアパートなどで「家庭的保育」を行うことができます。
0〜2歳児を3人まで預かることができ、3歳からは別の保育施設に行くことになります。
保育経験があり、保育士、教員、看護師、助産師、保健師などの資格を持つ、25〜65歳までの方などの他に、開業する上で保育施設として問題ないかなどの条件が整えばOKです。
  
家庭的保育事業に使えるICTシステム
開業から運営、保育にいたるまで保育ママが中心になって手続きを行います。
保育施設で行われている業務を保育する人数が少ないとはいえ一人でやるのは大変です。
その負担を軽減してくれるのがICTシステム。家庭的保育事業で使いたいICTシステムの機能は以下のとおりです。
●書類作成
 指導案や児童管理票などをはじめ、自治体に提出する書類なども簡単に作成できます。
●午睡チェック
 乳幼児突然死症候群を防ぐため、0歳児は5分おきのチェックが必要になります。
仰向けで寝て、呼吸ができているかのチェックを自動記録機能と併用すると安心です。
●保護者との連絡
 大切なお子さんを預かるため、保護者とのコミュニケーションは蜜におこなっておきたいもの。
アプリで気軽にやりとりができたら、保護者も安心して預けることができるでしょう。
●保育料計算・請求
 預かる子どもの人数が少ないとはいえ、細かで正確性を求められる保育料の計算や請求書の作成などは神経を使うものです。
登園降園管理機能を利用して保育料を自動計算してくれる機能があれば煩わしさから開放されますし、保護者への請求・支払いもスムーズです。

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