保育お役立ち情報

保育園に常駐する看護師の役割

2018.3.19 保育お役立ち情報 , , ,


看護師の常駐が義務づけられた市立保育園以外でも、保育園で活躍する看護師が増えています。
公立保育園でも看護師を常駐させるケースが増えてきたためです。
子どもが健やかに成長するための健康管理のサポートなどを担当する看護師。
保育園に常駐する看護師の役割や仕事内容についてご紹介していきましょう。

■看護師の役割
・園児の健康管理
最も重要な役割である園児の健康管理。
園内には赤ちゃんから小学校入学を控えた幼児まで幅広い年齢層があります。
インフルエンザや子ども特有の感染症の予防対策、アレルギーや障害のある子どもたちへの対応など、ひとりひとりに合わせたケアを行います。
園内でのけがや急な発熱、急病などの対応も合わせて大切な役割です。
・保育園職員の健康管理
保育園の規模にもよりますが、保育士以外にも栄養士や調理師、用務員などさまざまな業務を担当する職員の健康管理も看護師の大切な役割です。
健康管理の方法や病気、けがに対応し、予防方法の指導を行うことも。
状況によって保育園内の人間関係をスムーズにつなぐ役割も担います。
・保護者への健康指導
保育園での子どもたちの様子を保護者に伝えて、家庭における健康管理やけがや病気の予防・対応方法を指導します。
保護者の不安を解消することも看護師の重要な役割なのです。

■看護師の仕事内容
・園児の健康管理
・園児の病気やけがなどの応急対応
・保護者へのメンタルケアやアドバイス
・保育園職員の健康管理・衛生・疾病予防
・保育士の行う保育業務の補助

子どもたちだけでなく、保育園の職員の健康管理だけでなく、保護者へのケアまで行う看護師。
もちろん園児の遊び相手や寝かしつけなどの保育業務の補助も行います。
運動会や園外保育などのイベントに参加する場合もあるので、保育士との意思疎通やコミュニケーションも大切です。
専門家の立場から子どもの園生活・成長を見守るのが保育園駐在看護師の仕事といえます。

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