保育園ICT関連ニュース

求められる保育ICTに関する人材育成

2022.11.18 保育園ICT関連ニュース , , , , ,

 

おすすめの保育園ICT化の比較をする保育システム ランキングでは、ICT化に関するニュースをご紹介しています。
三幸学園がコドモンと包括連携協定を締結し、保育ICTに関する授業を行いICT人材育成を目指すことを公表しました。

求められる保育ICTに関する人材育成

保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON(コドモン)」を提供するコドモンと包括連携協定を締結した三幸学園。
全国の三幸学園の保育士養成校で保育ICTに関する授業を行いICT人材育成を目指すとしています。

包括連携協定・ICT人材育成の背景

2014年1月の保育士の有効求人倍率は全国平均で1.74倍と厚生労働省の調査でわかっています。
2022年現在も保育業界全体で慢性的な保育士不足が問題視されているのが現状です。
一方で保育士の専門性や資質は保育の質を向上させるための重要な要素とされています。
子どもの健やかな発達につながるため、保育士を目指す学生への早期教育が求められているのです。
これまでの保育士養成校で行われてきた学習よりもICTシステムを導入し、保育の質を向上させるための実践的な学びの機会が求められています。

包括連携協定・ICT人材育成の内容

三幸学園は保育士・幼稚園教諭を目指すこども専門学校を全国に11校展開しており、卒業生は約1万7000人に登ります。
そしてコドモンは保育園・幼稚園・学童・小学校等の施設で働く職員と保護者に対し保育ICTサービス「CoDMON」を提供し、保育の質を高める環境づくりの支援を行っています。
その両者が今回協働し、全国の保育士を目指す学生や現役保育士はもちろん、潜在保育士に至るまで人材育成、就職、キャリア形成を中心に支援を行うことになりました。
その内容は、ICTに関する授業の実施、保育ICTサービス「コドモン」の授業内での活用、実習日誌のICT化、保育学生への就職支援・情報提供などです。
また、中高生に対する保育の担い手を増やす活動、保育に関連する情報の共有や就職支援、キャリ形成の場を提供するなどが予定されています。
これも保育士・幼稚園教諭を目指すこども専門学校を全国に11校展開しているだけでなく、短大・四年制大学、日本語学校、保育・福祉施設、通信制高校等を全国展開している三幸学園とコドモンの協働だからこそできる支援なのではないでしょうか。

今後は保育士資格取得だけでなく、実践的にICTシステムを使いこなせる保育士が誕生していくでしょう。

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