保育システム紹介

記入項目が多い「全体の計画」もICTシステムで効率的に

2022.9.2 保育システム紹介

これまでの「保育課程」にあたるものとなる「全体的な計画」。
保育施設で小学校入学でつながる学びの連続性を意識したより幅広い内容が求められる書類となっています。さまざまな情報を書き込むため書類作成の時間が大幅にかかるものになります。
ICTシステムの帳票作成機能を利用して効率的に作成しましょう。

全体的な計画とは

前述の通り「全体的な計画」は保育課程にあたる、保育園や幼稚園で学んだことから小学校入学に上がるまでの連続した学びを意識する内容をまとめた書類になります。
「保育課程」が「全体的な計画」に改定されたことにより、保育園は幼稚園と同じ教育施設と位置づけられたことがわかります。
乳児期・幼児期の終わりまでに、どのように育ってもらいたいのかと言う子供たちの未来の姿を意識しながら、月齢、年齢など、段階をふまえた教育や指導に関する大きな枠組みをこの「全体的な計画」で立てるのです。

保育目標や内容と狙い指導や援助年間計画など、全てを含めた目標達成するためのプロセスになります。
新しい「保育課程」と「年間保育計画」の書類は、この「全体的な計画」をもとに作成されることになるのです。

全体的な計画作成のポイント

基本的には全体的な計画でも保育計画と同じです。
保育所の方針、保育時間や家庭環境、年齢に適した子供たちの発達過程、養護・教育・食育の観点から、長期的な計画を立てて作成することが大切になります。
特に乳幼児期の教育を重視されているので、0から3歳時が円滑に幼児教育に移行できるよう計画を立てていきましょう。
計画をたてるだけで終わらず、その計画を実行した後に記録を取り、記録をもとに目標の達成度を図るなど、小学校にあがるまでの子どもの月齢に合わせて作成していきます。
今後に活かすことを意識して作成することが重要です。

帳票作成機能で効率的に
全体的な計画は保育園の運営法親から情報を書き起こすため書類作成には大幅に時間がかかります。
その時に使えるのが保育ICTシステムです。
書類の作成が効率的に進められるので業務量の改善が期待できます。
テンプレートや、定型文の登録・反映、他の運営計画等の帳票からの引用もできるため、他の帳票と見比べながら作成すると言うことがなくなり、ミスも減ります。
とても上1枚で収まりきらない全体的な計画ですから、ICTシステムを使い修正も簡単に行うことができれば、書類作成の時間や管理に苦しむ職員の方の負担を減らせるのではないでしょうか。

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